2012年12月31日

2012年最後のサンセットを見にマリブへ

日本のように大晦日や元旦が厳かな一大イベントでないアメリカ。
ビョーキー曰く、家族が集合する大行事であるクリスマスに90%の情熱を注いで、大晦日は友達がパーティーしてれば顔をだして、元旦は二日酔いでダラダラといった感じらしい。初詣ならぬ初教会とかないのね。

私は大晦日を大行事にしないと気が済まないので、”2012年最後のサンセット”を見るべくマリブのビーチ(El Matador State Beach)へ。
寒いのにビーチを裸足で波打ち際を歩くビョーキー。それにまったく釣られずに遠くの乾いた所を歩く私。砂漠育ちのビョーキーにとって湿った砂というのはかなりのご馳走らしいです。
 2012年に見る太陽もあと少しというところで、2012年を振り返ってみることに。これまで離れて暮らしていた私達にとっては、二人で過ごすことが旅行や特別なことでなく、日常になったことが何よりも大きな出来事だったと思います。それから、家族やお友達が今まで以上に心の支えになってくれていることに気がついた年でもありました。
無事2012年の太陽を納めて、大満足。
まだビョーキーへは言ってないけど、その年の最後のサンセットを見るのは、LAで過ごすお正月の定番行事にしようと思います。
さて、日本の皆様へは、あけましておめでとうございます。
おせち、お餅、お神酒、、華やかな元旦をお過ごしのことでしょう。
あまり好きではなかったあのお正月ムードの色合いも、全くないとなると物足りなく、お正月ムードに自分をかき立てるものがゼロ。

ロスの皆様、2012年の残り5時間、素敵な時間をお過ごしくださいませ。
私達は大晦日ディナーへ行ってきま〜す。

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大晦日はエンジェルズフライト運賃が1セント!

今朝はダウンタウンの外れにある公園まで朝のウォーキング。
その途中には、世界一短い鉄道エンジェルズフライトがあります。

写真後方に写るBunker Hillという丘は、今では大きなビルや老人ホームのマンションが乱立していますが、かつてはヴィクトリア調の一軒家が建ち並んでいました。このエンジェルズフライトはその丘の上の住宅街と、商業施設を結ぶ交通手段でした。

今日はこんな張り紙が。

12/31の今日にかぎり、開通当時(1901年)の運賃1セントで乗車できるそう。自宅から3分ほどの距離にあるにもかかわらず乗ったことのなかった私達は、丘の下の乗り口から乗ってみることに。

 乗車口は、丘の下(Hill Street)と丘の上(Olive Street)の両方にあり、運賃は丘の上にある窓口で支払います。

”世界一短い鉄道”なので、運賃は早めに準備。1セント。
 1分ほどで丘の上に着くと、ダウンタウンが一望できます。
 こちらが丘の上(Olive Street)側の乗り口。こちらの窓口にいる駅員さんへ運賃を手渡しします。
 ちなみに普段の運賃は50セント。(普通でも安いですが...)

1セントで乗車できるのは本日の夜10時までだそうなので、ぜひお時間ある方は大晦日エンジェルフライトライドへ〜!

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ウォーキング!The Rose Paradeの準備に遭遇

クリスマス以降、暴食の続いている丸い体を叩き直すため、今日はRose Bowl近くのお気に入りコースThe Arroyo Seco Streamでウォーキングへ。

Rose Bowlに駐車をしていつものコースへ向かいながら、1月1日に行われるニューイヤーパレード”The Rose Parade”の準備に遭遇。このパレードは1890年から続く歴史あるパレード(今年で124回目)。
地域の会社などがスポンサーとなり、600組近いボランティアがすべてお花でフロート(Float)と呼ばれる車を作ります。
         (2012年の様子/LA Timesより)
この豪華なフロートを見ることがパレードの一番の目的。その他にミスコンや、フロートコンテスト、昔ながらのお料理を出す屋台がでたりもするそう。

このテントの中で、ボランティアがフロートを作っています。入場料を払うと、中に入ってその様子をみることができます。
 これがフロートに使われるお花。
パレード観覧用のチケットを購入すると、当日この観覧席でパレードを見ることができます。ただし自由席のため、良い席を取るために大晦日はここ周辺でキャンプをする人もいるそう。
私達は混んでいるところが苦手なので、インターネットでの中継でその様子を見ることになりそう。

さて、本題のウォーキング!
ここはRose Bowlやフリーウェイが間近にあるにも関わらず、一歩このコースに入るととっても静かで自然がたくさん。ビョーキーと私は歩く速度が違うので、マイペースに歩きたい私達は、コースに入ったらさっぱりと別れてお互い好きなペースで歩きます。
この風景を見ると、いつも日本の山道の苔を思い出します。
実際は湿気がないので、日本のように苔は生えていないし、あの湿った香りもしないのですが。
 ずーっと先に、コースをなぜか往復ダッシュしている小さいビョーキー。
やっぱり自然が近くにあるのは気持ちが違います。
この辺りのお家を探し始めました...。

アメリカはさきほど日付が変わって31日ですが、日本はもう大晦日の夕方。
明日の朝、私が目覚めるころには日本はもう年が明けているんですもんね。年越しは時差の不思議を一番感じる瞬間です。

みなさま、よいお年をお過ごしくださいませ。

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2012年12月30日

Hesperiaのお友達の”おもてなし”

Victorvilleを後にしてのお隣町のHesperiaに住むお友達夫婦に会いに行きました。
二人はビョーキーの昔からのお友達で、東京での結婚パーティーにも来てくれました。

「ちひろのブログに良さそうなお店に行こう!」とDinapoli's Fire House というイタリアンレストランへ連れて行ってもらいました。店内はおもちゃ箱のように色んなものがごっちゃまぜ〜。
日本ではクリスマスの翌日からはお正月ムードにきっぱりと切り替わりますが、アメリカは年明けまではクリスマスデコレーションをしたままなんだそう。
サンタクロースが古い消防車の上で踊ってます。
お料理は量が多いから一皿を二人でシェア。
このガーリックもりもりパスタにガーリックパンが2切れ、ミネストローネスープもつきます。
こちらはお友達夫婦が二人でシェアしていたCalzone。日本ではあまり一般的ではないですが、アメリカのイタリアンではかならずメニューにあるそう。Calzoneはピザの具が乗っている部分を内側にして半分に折って焼いたもの。イタリアでは屋台やカウンターで食べる時に出すものだから、食べやすいように折って焼くようになったのだそう。
この後、夜が遅くなるにつれ、ロスまでの2時間帰路のことを忘れたくなる私達。いつも本当に温かい二人に甘えて、1泊させてもらうことに。あともう少しで2泊目に突入しそうなほど快くホストしてもらって、100%リラックスして楽しい週末を過ごしました。

そんなおもてなし上手の二人のことを考えていたら、いつか聞いたお友達のお母さんの言葉を思い出しました。
「そのお家に心地よく滞在できたと感じるのは、迎える側が心から歓迎してくれているからなのよ」

そして、イギリス留学中のホストマザーの言葉も。
「おもてなしは、招いた側も一緒に楽しむ気持ちが大事なのよ。気を使いすぎたり、忙しく動き回っているのはお客さまを窮屈な気持ちにさせるの」

ついつい動き回って色々としたくなる私にとっては、肩の力を抜いてお客さまと一緒に楽しむことが心地よいおもてなしへの第一歩かも。

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LAの北東Victorvilleで過ごすクリスマスパート2

一昨日はビョーキーのお父さんにクリスマスプレゼントを届けるため、LAから車で北東へ2時間ほどの町、Victorvilleへ行ってきました。

到着するとすぐに、「日本食を食べに行こう!」と、この地域で評判の日本食に連れて行ってくれました。その名も"TOKYO SUSHI"。
この地域で日本人を見たことがないので、アメリカスタイルの日本食を予想していたのですが、店内に入ると、従業員は日系人がほとんどで、メニューも接客もとてもきちんとしたお店でした。

定食物を頼んでも、サラダとみそ汁はスターターとして先に出てくるところはアメリカながら。
 私はにぎりとお刺身の盛り合わせランチにしました。お魚もとっても新鮮で想像を大きく上回るの美味しさ。
この辺に来ると、チェーン系ハンバーガーかピザ屋さんくらいしかないので、いつも食べる物に困っていたのですが、今度からはここに来ましょ。

前日にお義父さんから何がしたいか聞かれていたので、 ビョーキーの小さい頃のビデオを見せてと頼んでいました。たくさん出てきたビデオから、私達にどれを見せるかを選別し、見せたい箇所を頭出し(懐かしい言葉!)してくれていました。 
 こちらは私の一番のお気に入り。お義母さんお手製のハロウィーン衣装”ねずみ”を着て、ねずみのヒゲを描いてもらっているところ。このほっぺた!ぺたぺたっ!
ビデオの中で表情をくるくる変えて動き回るビョーキーは本当に愛らしくて、ご両親からたっぷり愛を注がれて育ったことが伝わってくる映像にじ〜んとしました。ビョーキーも初めて見る自分の幼い頃の映像に想像以上に感動して、自分の家族を作っていきたい気持ちが強くなった様。

ビデオを見せてもらったお義父さんの書斎には、ビョーキーの曾おじいさんとおばあさんが住んでいたスウェーデンのお家の絵が飾ってあります。
曾おじいさんの代でスウェーデンからアメリカに移民をしてきたビョーキー一家、ビョーキーは移民4世。家族の歴史、これから私達が作って行く家族、ぜーんぶがつながっていることを感じた日でした。

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2012年12月27日

”お洒落ホットドック” Wurstkuche

今日のランチは何度も紹介している鉄板スポットWurstkucheへ。

今朝、”空想するのは自由じゃないかシリーズ”でビョーキーが「鎌倉(なぜ?)でアメリカっぽい何かで一旗揚げるにはどんなビジネスがいいかね〜?」と聞くので、「Wurskucheみたいなお洒落ホットドックとかがいんじゃない」と答えました。

このやりとりをした後の数時間、お互いにWurstkucheのことを考えていたようで、お昼にWurstkucheってどう思う?というビョーキーの一言で私も考えてた〜!と即決定。

クリスマス休暇に入ったあたりから、ホリデーモード全開で食べたいものばかり食べているので、心のどこかに少し残る罪悪感を解消するため、お家からWurstkucheまで歩くことに(20分強)。

今日は家族連れが多いです。いつものダウンタウンとは違う雰囲気。
 ここは色々な種類のソーセージがあるので、毎回違うものに挑戦しています。
今回はスモークチキン、ドライトマト、モッツァレラチーズのソーセージ。トッピングはキャラメライズドオニオン、ザワークラウトにしました。
トッピングは4種類の中から2種類選べて、この他にもスウィートペッパー、ホットペッパーがあります。
マスタードの種類は4種類、アメリカンイエローマスタード、粒マスタード、ディジョンマスタード、ハニーマスタード。
私はケチャップやマスタードをぎとぎとにつけずにソーセージを味わうのが好きですが、ビョーキーはアメリカ人らしくぎっとぎとにつけます。(上の写真参照)私は真っ赤っかのホットドックを見るだけで、背筋がゾクゾク。

 サイドのフライにつけるソースは10種類から選べます。今回はTzatziki(ギリシャヨーグルト)のさっぱり系ソースにしました。
Wurstkucheはいつも大人気なので、混みそうな時間帯(金、土の夜)は外していくのですが、それでも注文カウンター付近では7組くらいは並んでいます。でも結局、優柔不断殺し級に種類のあるソーセージや、トッピングに悩んでいると、自分の番になったころにようやく心が決まるので、そのくらいの混み具合が私にはちょうどいいです。

ちなみに列に並んで待っている間に飲み物の注文を取ってくれるので、ビールを飲みながらメニューを決めることもできるという気の効くお店。

Wurstkuche
800 E. 3rd Street,
Los Angeles, CA90013
*Venice店もあり。

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日本から届いた嬉しいお正月ギフト

私が日本で働いていた会社は東京・神田小川町にありました。お昼は、会社の近所にあったお惣菜屋さん”あんどうさん”にお世話になっていました。あんどうさんは代々神田でご商売をされている一家で、このお惣菜屋さんもご家族で経営されていました。

ここのおばあちゃんもその娘さんもとっても気さくな方で、おばあちゃんに昔の神田の話を聞いたり、私の話を聞いて頂いたり、お互いにプレゼントを贈り合ったりといったお付き合いが何年か続いていました。アメリカへの引越しが決まってからも、「あと一ヶ月ね」「あと一週間ね」と私の退職日を覚えていていてくださって、アメリカへ引越してからもお付き合いを続けていきましょうとお約束をしました。


お孫さんのハヤト君は絵がとても上手で、描いた絵をよく頂きました。面白い発想で絵を書くハヤト君の作品は将来性を感じさせるもので、作品を見せるとビョーキーも「この子はアート系の学校に入れた方がいい。ロスに留学させるならホストファミリーになると伝えて」と言う程。私の友達にもファンは多く「ハヤト少年の新作は?」と聞かれることも。


そんな経緯もあり、こちらに来てからも娘さんがハヤト君の絵を送ってくださったり、私もお手紙を描いたりと交流が続いています。

今日郵便受けを開けると、細長〜いプレゼントがポストに入っていました。
送り主は東京神田のハヤト君。どんな絵が入っているか楽しみに開けると!

お正月用の掛け軸!
 そして今回のハヤト君の作品はお正月遊びを意識したスゴロク。
ひとこまひとこまハヤトワールドが詰まっています。
こうして日本や、他の国からお手紙や贈り物をして頂くと、遠く離れていても大切にしたい想いは続けていけるんだなと立ち止まって考えることができます。

ある日、「自分はサンタモニカ生まれだ」とつぶやいたハヤト少年。サンタモニカという地名を発したことすらないハヤト君のお母さんは、どこで覚えて来たのかとびっくり。アメリカからはサンタモニカにまつわる何かを送ろうかな...?

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寄り道 パート2 メキシコ系スーパーVallarta へ。

寄り道パート1からのつづき

Lake Isabellaを出てロスへ車を走らせること2時間。休憩に立ち寄ったLancasterのモールでコーヒーを飲みながらフラフラ。お友達にからもとにかく面白いほど安いよと聞いていたので、Vallarta Supermarketというメキシコ系スーパーに入ってみました。

ここが予想以上の面白さ。壁一面の肉売り場。
野菜も見たことのないものでいっぱい。天井からぶら下がるカラフルな飾りや、野菜棚の上にずらりと並ぶ人形達、私の頭の中にあるスーパーマーケットの内装を隅々からひっくり返してくれます。
サボテンとかどうやって食べるんだろー。おひたし...?
パインツリーが生えているお惣菜コーナーもで〜んとなが〜く、
メキシコでは豚をよく食べるらしく、あちこちに豚の人形や豚の形をモチーフにしたものがあります。
欲しかったけどなかなか見つからなかったキッチン用品や、変わった食材もお手頃価格手に入りそうだし、メキシコ系スーパーの存在をこれからは覚えておかないといけません。

最後はお決まりの着色料ケーキ!とにかく、、大きい。。

クリスマスを終え、一大イベントはひとくぎり。
サンクスギビング、クリスマスに関しては何ヶ月も前から計画していたのに、年越しプランはゼロ。何をしようかな〜。

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2012年12月26日

クリスマスムードで寄り道 パート1

穏やかなクリスマスを過ごしたグランマのお家を後にすると、目の前の山々が雪化粧でした。
 特に予定もなかったので、雪を見にWaker Passへ。
グランマのお家のあるRidgecrestから車で30分くらい。
気温はグランマのお家周辺と同じ1度くらいなんですが、風がびゅんびゅん吹くので体感温度はそれ以下。

雪をめったに見ることのないビョーキーは、一面の雪に興奮しまくり。
早速雪をつかんできて、パクっと!雪を食べていましたよっ!驚き!
Walker Passを下り、ビョーキーが子どもの頃からよくきていたというThe Onyx Storeへ。ここは1885年からこの場所で地域の人のコンビニ的な役目をしているお店。店内にはアンティーク雑貨、古い工具、昔ながらのお菓子をバラ売り(駄菓子屋さんのようなスタイル)、デリもあり、サンドイッチやスープを買うこともできます。
一時は大きな街にできたスーパーにお客さんが流れてしまったため閉店をしたのですが、最近ある女性が買い取り、以前と同じスタイルで営業を再開しました。
残念ながら店内の撮影は不可。

The Onyx Storeから車で10分ほどのLake Isabellaでランチをしました。
クリスマスディナーの残りでグランマに作ってもらったターキーサンドイッチと、The Onyx Storeのスープ。スープは二人でも食べ切れないほどの大きさで、ピクルス、スナック菓子、クッキーまでついていました。「あの店はスタイルも食べ物の量も昔ながらで、とにかく量が多いね...」とアメリカ人のビョーキーも驚く量でした。(お腹がすき過ぎていて、またご飯の写真を撮れるパターン)
私達の他にもランチをしている風の車が止まっていましたが、強風なのでみんな外には出ず、車内から湖を眺めてランチをしているようでした。

寄り道 パート2へ続く。

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