写真では分かりづらいのですが、襟のあるシャツを何枚も重ねて着て、アクセサリーもじゃらじゃらつけたパイレーツ風の格好をして、さらに頭には髪の毛とリボンで作った角を立てています。体を動かしながら笑顔で歌っているようなのですが、口パクなので近くを通っても何も聞こえません。
なぜこの方の話をしたかったのかというと、この人は自分に課した目的を無心で果たしているようで、なによりとっても幸せそうだったからです。
なぜこの方の話をしたかったのかというと、この人は自分に課した目的を無心で果たしているようで、なによりとっても幸せそうだったからです。
今現在していることに無心になって向き合うというのは難しいことです。仕事をしているとき、食事をしているときにも、心配ごと、腹のたったこと、嬉しかったこと、他人の目、明日の予定など色んなことが頭の中を巡っていて、一つのことに没頭してその時間を無心で楽しめるのはまれなことです。
小さい頃、寡黙な伯父が落ち着きのなかった従姉妹によく言っていた言葉で大人になってからも思い出す言葉があります。
「ご飯を食べる時はご飯のことを、うんこをするときはうんこのことだけを考えなさい」
なぜだか脳裏に焼き付いていたこの言葉の奥深さを考えるようになったのは最近のことです。この言葉のように”今現在と無心で向き合うこと”は、取り越し苦労を防いだり、ストレス回避にもなるそう。数年前に秩父のお寺で座禅を組んだ時に住職さんも同じことをおっしゃっていました。
通りすがりのおじさんと、伯父の昔の言葉、そして住職さんの教えを思い出して、シンプルだけど難しい無心術を心がけてみようと思っています。我が家ではそのスタートとして、夕食を食べる時には夕食以外のものはテーブルに置かない、観ない、そして食事と会話に集中して楽しむことから始めてみようと思います。

「ご飯を食べる時はご飯のことを、うんこをするときはうんこのことだけを考えなさい」
なぜだか脳裏に焼き付いていたこの言葉の奥深さを考えるようになったのは最近のことです。この言葉のように”今現在と無心で向き合うこと”は、取り越し苦労を防いだり、ストレス回避にもなるそう。数年前に秩父のお寺で座禅を組んだ時に住職さんも同じことをおっしゃっていました。
通りすがりのおじさんと、伯父の昔の言葉、そして住職さんの教えを思い出して、シンプルだけど難しい無心術を心がけてみようと思っています。我が家ではそのスタートとして、夕食を食べる時には夕食以外のものはテーブルに置かない、観ない、そして食事と会話に集中して楽しむことから始めてみようと思います。
