2013年4月21日

土曜日2件目は、Cal Arts Print Fair

土曜日はビョーキーの作品を出展してくれていたアートイベントが2件あったので、LA Taco Madnessの後は、Cal Arts Print Fairへ。

Cal ArtsはCalifornia Institute of Artsの略称で、もともとはウォルト・ディズニーがディズニーランド内のデザインや音楽などを手がける人を育成するために建てた大学。

ビョーキーがロサンゼルス近郊の芸大出身者と親交があるので、色々な人に会って最近分かって来たのは、それぞれの芸大の校風。

ビョーキーの出身校は「蹴落とされるか蹴落とすか」というピリピリとした空気の学校で、在学中はどんなに親しい友達にでもあまり本音は言えないほどお互いをライバル視する校風のよう。プロを育てることを売りにしている学校だけあって、社会に出てから活躍している人はロス近郊の芸大の中では圧倒的に多い大学です。

Cal Artsは、少人数制クラスで4年間を過ごすこともあって、学生同士のつながりも密で、輪を楽しみながら学生主体で行うイベントも多い「和気あいあい」とした校風。商業デザインに特化したビョーキーの大学に比べ、よりアーティスト気質の人が多い学校です。

このイベントCal Arts Print Fairは、Cal Artsの学生が運営しているイベントですが、学生達の作品だけでなく、ギャラリーオーナー、印刷会社のオーナーも選りすぐりのアーティストの作品を紹介していて、デザイン業界の人達の情報交換の場所にもなっています。
ビョーキーの作品は、2カ所で紹介してもらいました。
1つはCal Artsを来月卒業予定のお友達のブース。
もう1つは、ギャラリーオーナーのお友達のブース。
右側のNipple Manのポスターや、Zineを展示してくれました。
そのお友達が2歳の女の子と即興で描いていた絵も色味と曲線が可愛い。これ買えないのかねとビョーキーと言い合ったほどでした。
ビョーキーは、LA TACOとコラボしたステッカーや、新しく作った名刺を持参していたので、有意義な情報交換ができたようでした。好きなことをとことん楽しむ人達と話すのは私にとっても刺激的で、この人インタビューしたいな〜と思える人にも出会えたりして、充実した土曜日でした。
それにしても、アメリカの大学は広い...。
贅沢に何にも使われていない空間がたくさんあります。

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