ダウンタウンLAのストリートカー（路面電車）、承認！

以前にも書いたダウンタウンLAのストリートカー（路面電車）の復活へ向けての選挙（郵送投票の選挙）は12/3の締切を終え、73%の承認を得て可決がほぼ確定となったそう。

正式な結果ではないということで、ストリートカー復活委員会のHPではまだ公開されていないようですが、12/3のツイッターでは、"You wanted streetcar, you got it. Unofficial results are in 73% yes! Thank you."と書かれています。

今日まだ新聞販売機に残っていた、今週水曜日のLA Timesにも掲載されていたようです。

今回のストリートカーへの投票権があったのは、ストリートカーが通るダウンタウン中心部のルートの３区画先までの住人、約10,000人でした。私達もそのエリアに入っていました。

専用の投票用紙での郵送のみの投票で、投票数は委員会の予想を上回る19.4%。この規模の選挙にしてはすごい割合なんだそう。ダウンタウン中心部の人口は、最初にこの選挙の有権者数を調査した今年５月から比べて約3000人も人口が増えたそう。ダウンタウンの再開発に向ける人々の注目も高まっているのを感じます。

今勧められているダウンタウン再開発の中で、以前にも触れたシアター街の名残りの残るBroadway streetの再開発 (Bringing back Broadway )とこのストリートカー復活は大きな目玉だと思います。

何世代にも渡ってダウンタウンに住み、Broadway streetのいくつかのビルを所有する男性のインタビュー記事を読むと、「再開発によって家やビルの所有者である私達への税金は増えるけれども、私達家族の思い出のたくさんつまったダウンタウンにかつての華やぎが戻ってくるならその痛みは我慢する。」と再開発への強い想いが語られていました。

ストリートカー開通が承認され、ダウンタウン再開発は一気に加速しそうです。

ここから数年間で大きく変わっていくだろうダウンタウンの変化が楽しみ。

ストリートカーの開通は2016年。週に7日、1日18時間運転予定だそう。