ダウンタウンの生地問屋街へ

ダウンタウンは、複数の商業地区に分類され、それぞれの地区にその業種のお店が集まっています。分類されている地区について少し紹介します。

Flower district （花問屋街）→　お花の色が毒々しく、可憐じゃない。問屋街を眺める目的なら面白い。

Fasion district（洋服、生地問屋街）→　生地屋街は面白い。洋服問屋は安いけど趣味が悪いのでお勧めしない。

Jewelry district（宝石街）→　ギラついたおじさんが多く、想像は確実に下回る雰囲気。眺めているだけと言う感覚はあまり理解されないので注意。

Toy district（おもちゃ問屋街）→　整備されていない。治安が悪いのでよっぽど見たくなければ行かない方がいい。ほんとに大したことない。

Financial district（金融街）→　いわゆるビジネス街といった高層ビルが立ち並ぶところ。西新宿と似た雰囲気。

Art district（アート地区）→　近年開発が始まったところ。クリエーター系の人がオフィスを持っていたりする。お洒落なお店、レストラン、バーがあるので食事、飲みに行くのはお勧め。

Entertaiment district（エンターテイメント地区）→　大型の映画館、スタジアムがあり、ネオンの明かりがすごい。ビョーキー曰く、LAで唯一渋谷級の明かりがある所。


今日は我が家から歩いて行ける距離にあるFashion districtへ生地を買いに行ってきました。
めずらしく曇り空のロサンゼルスです。

この通りBroadway streetは、古い建物が多く好きな通りなのですが、老朽化により使われていない建物も多く、もうすぐ再開発が始まる様です。古いビルを修復して住居用に売り出したりすると聞いていますが、どうか景観を変えずに整備してほしいです。


Fashion districtには、生地屋さんがずらり。初めて行った時に途方に暮れてしまったので、生地や糸を使って作品作りをしているアーティストMちゃんにお勧めの生地屋さんを聞き、今日はここMichael Levineへ。

実は作りたいものがあって、ここへ材料を集めに来ました。


ワンフロアでデーンと写真のフレームに収まりきらない広さ。

探すはプリント生地〜！！！柄物すきです。

プリント生地。

 そしてプリント生地。

次から次へと可愛い物がでてくるので目移りしてしまって、鼻息もかなり荒くなっていたことでしょう。

こんなのもあります。レースは使い道を思いつかないけど、綺麗。

 ここのお店のスタッフの方は皆本当に親切でした。

気に入った生地を抱えて奮闘している私を見て、おじさんが声をかけてくれたので、
作ってみたいものについて質問すると、目をまんまるにして驚いて「そんなことに挑戦するの？！君はチャレンジャーだね！僕より詳しい人を連れて来てあげる」と。

そして、このデザイナーの卵の彼女を連れて来てくれました。

彼女も私と話す前から、「あなたって面白い人ね！」とくすくす笑っていました。

何が面白いのかわからなかったけど、私の計画について話すと、色んな人に聞きながら、一緒に策を練ってくれました。

このMichael Levineは道をはさんで二号店があるので、そちらで揃う材料があるかもと言われ、そちらにも行ってみました。二号店はカーテン生地や、クッション材などを扱っています。二号店の二階には生地の切れ端量り売りフロアもありました。

二号店で勧められた安売りのお店へ行ってみたり、また最初の店舗に戻ったりと、行ったり来たり。最初の店舗のおじさんは、私が戻るたびに、「あ、また戻って来た！結局どうする？」「あ、また居るよ！今度は何探してるの？」「今度は見つかった？」と私のミッションをかなり私を楽しんでいる様子。

お店へ入った時にはどうなるかと思っていた私の挑戦も、ここで色々な知恵を頂いて、だいたいまとまりました。欲しい物を買って、おじさんの熱い激励を受けて、お店を後にしました。

ゲットしたものは柄物３点、生成りの木綿生地、

 

そして綿。

何ができるでしょーか！

Micheal Levineは、親切な店員さんが何でも教えてくれます。

気軽に質問をして楽しいショッピングを！

Michael Levine本店

920 Maple Ave.

Los Angeles, CA90015

本店の向かいには、二号店とロフト(切れ端量り売り)があります。