2012年11月8日

禁酒時代から続く隠れバー The Varnish

ダウンタウンには、アメリカの禁酒時代に”Speak Easy”と呼ばれて隠れて営業をしていたバーが今も残っています。The Varnishはその内の一つ。当時の隠れバーが”Speak Easy”(”気をつけて喋ってね”)と呼ばれたのは、隠れバーへ入りたい時には店員さんにコソッと合い言葉を伝えるという決まりがあったから。

The Varnishは、Cole'sというフレンチディップ(ローストビーフのサンドイッチを濃縮コンソメスープのようなものにディップして食べるもの)のレストランバーの奥にあります。(ここも美味しいんだな!)

昨日はビョーキーとこのThe Varnishへ行ってきました。
Cole'sの奥に入って行くと、目立たない扉があります。扉を開けるまでは、中の人の声は聞こえないし、気配もありません。今は合い言葉を言わなくても、その扉を開けて入れます。

ここのバーテンさんはとっても紳士。満点接客で、席に通してもらいました。

暗いバーの店内には、外からは想像がつかないほど人がいました。
こういった隠れバーは、かつてはからくり戸になっていた所もあり、警察がきたらバーを回転させて、倉庫に見せる仕組みもあったようです。

今日ここへ来たのは、私の運転免許が第二段階に進んだお祝いをするため!
ここはカクテルが有名だからと、どんなものがいいかをバーテンさんに伝えて持って来てもらいました。

写真ではお伝えしきれないけど、この暗い中でうっすらと光る古いテーブル、椅子、アンティークランプがとてもセクシーなバーです。
私の飲み物は、その名も「Business」ジン、ライム、お砂糖と何かでした。
ビョーキーはウィスキーと何かの強めの辛口カクテル 「Monte Carlo」。
暗闇のなかではうまく撮影ができないけど、ウェイターさんの身のこなしも美しい。
気持ちのいいサービスで、質のいいお酒を楽しみました。

ロサンゼルスの古き良き時代を感じられるとてもいいバーです。
観光の方にも是非こういう所に行ってほしい!
お酒が苦手な方には、ノンアルコールカクテルも作ってくれるそう。

118 E.6th Street,
Los Angeles, CA90014

ほろ酔いの帰り道、ビョーキーが日本語のささやき声で「きりん!きりん!
と言うので、酔っぱらいだなと思っていたら、工事現場から本当に麒麟が顔を出していました〜。
近づいてみても、やっぱり麒麟だわ。
ビョーキーと二人だけで飲みにいったのは久しぶりでした。
普段の生活とは少し離れた時間を作るのも大切です。
にほんブログ村 海外生活ブログ ロサンゼルス情報へ

0 件のコメント:

コメントを投稿