先々週、ようやくLACMAでやっているCALDER展「Calder and Abstraction」と、印象派からキュービズムへの変遷を見せる「Van Gogh to Kandinsky」を見てきました。
ビョーキーは、気に入った作品を簡単にスケッチします。たまに同じようなことをしている子どもは見るけど、大人は珍しかったのでしょう。どこかのアートブロガーのおばちゃんに写真撮られて、インタビューされていました。
新しい作風を広めるのには、負の圧力をはね除けなければならなかった時代。今は、政治的理由で作品が葬られることはないけど、葛藤のみと向き合うことのほうが、より酷な気がします。
人間って、第三者や外に敵がいることで、輪を保てたり、実力以上の力を発揮できたりする生き物。だから、自分の心以外の場所に敵を設定できるほうが実は楽なのかもしれません。
CALDER展でも、ビョーキーはせっせとスケッチ。CALDER展は撮影禁止ですが、スケッチならまぁどんなに上手でもOKですわな。
写真はLos Angeles County Museum of Art のウェブから。
工業的な素材から繊細な動きを生み出す、バランス感覚が素晴らしいし、壁に映るモビールの影がきれいでした。
ランチはCalderの噴水のところで食べました。
帰りがけに回転する噴水の写真を撮っているとビョーキーなにかしてる...?絶対に写真を意識してたと思うんだけど、噴水と一緒に回ってた...。
いくつになってもピュアボーイ。
この間観た映画で、意地悪なおばちゃんがデブで純朴な青年が楽しそうに踊っているときに、「気持ち悪い!」と怒鳴りつけるシーンがありました。それを観ながら、「僕はたまにこういう気持ちがするよ。楽しくて、嬉しくてサイコーって時に、ちひろがピシャリと冷めたこと言う時」って言われドキリ。まさか気持ち悪いなんて言わないけど、冷たい言い方するときはあるだろうなー。
どんなに親しい間柄でも、飲み込まないといけない気持ちってのもあるんですよね。
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