2014年7月2日

ギリシャ旅行記7/8・食事編

ギリシャ料理は、どこで食べてもすごく美味しかったのですが、帰国後1カ月経った今でもまだ心に残っている料理だけ紹介します。(といって、段々旅行の記憶が薄れていることをごまかす...。)

【ファーストフード】
◉Gyros(ユーロ)、日本ではギロピタ
ギリシャのファーストフードと言えば、Gyros(ユーロ)。豚、鶏、牛のうち好きなものと、トマト、サジキ、フライドポテトをふわふわ、もっちりのピタパンで包みます。

手軽なんでランチにぴったりで、あちこちで食べました。でも、サントリーニ島の中心部、FiraのMeat Corner Grillのが一番で、ビョーキーは最終日にもう一度食べに行ったほど。

ギリシャのピタパン、厚みがあって、ふわふわでほーんと美味しい。

◉Souvlaki(スヴラキ)
直火で焼いた串焼き、Souvlaki(スヴラキ)。サントリーニ島のKamari BeachのすぐそばにあったSouvlakiスタンドが美味しかったです。

豚、鶏、牛から肉を選び、パンがてんこ盛りについてきました。サイドでポテトとビールを注文して、7ユーロとかでした。おじさんがとても優しくて、安くて、美味しくて、すごく印象に残っているんだけど、名前は忘れちゃいました。

◉看板のないSouvlakiスタンド
ここはアテネの問屋街の近くにあったSouvlakiスタンド。どの店に入るか迷っていた時に、店の前で食べていた男の人が「ここはおいしい」と教えてくれました。

その場で好きな肉を焼いてフライドポテトと一緒にお皿に載せてくれます。パンは店の奥に置いてあって、自分で切っていくつでも食べていいというシステム。
男の人ばかり。無言で食べて、サッと出て行く。サービスなんて何もないけど、気持ちがいい店でした。


【タベルナ(食堂)】
タベルナはギリシャ版の定食屋や居酒屋といったところ。「食べるな」に発音が似ているので、日本人はなんか突っ込みたくなりますよね。

小皿料理を何種類か注文して、色々試せるのが楽しいです。値段は野菜料理が一皿3〜6ユーロ、肉魚は6〜15ユーロ位でした。ランチでもディナーでもお世話になりました。

◉おいしいタベルナ
ギリシャ料理はオリーブオイル、塩、ハーブっていう本当にシンプルな味付けなので、どこにいってもそう外れません。タベルナで美味しかった小皿料理を紹介します。

トマトボールという、トマトやたまねぎを小麦粉つけて揚げたもの。これがまぁ、衣の多いかき揚げみたいな感じなんだけど、美味。

写真奥左手の、ヒヨコ豆のオリーブオイル炒め。味付けは塩とハーブのみ。たぶん炒め煮のように作るのだろうけど、味がしみていておいしかった。家でも作ろ。

トマトとパプリカにギリシャピラフを詰めたイエミスタは店の人のおすすめでした。それから、こちらもおすすめで頼んだらすごくツボだった、じゃがいもとサントリーニズッキーニの塩炒め。


サントリーニズッキーニは、丸っこいこんなもの。普通のズッキーニよりも水分が多くて、柔らかい。

宿にキッチンがついていたので、再現してみようと、マーケットへ買いに行ったら、「今は売ってないけど、うちの畑で取れたのがあるから、あげるよ」と、貴重なズッキーニをいただいてしまいました。なんだか拝みたくなる形。おいしくいただきましたー。

◉楽しいタベルナ
サントリーニ島のMoyというレストランは、夜に店のオーナーが率いるライブがあることで有名。オーナーの人柄とユーモアに終始笑わせてもらいました。夏の繁忙期には、ノリに乗ってお客さんも巻き込んで踊りだしちゃうそう。

◉カフェ風タベルナ
ここは、雰囲気も盛りつけも、すごく好きで何度か行ったPyrgosにあるカフェ。もちろん味も美味しい。

鶏のSouvlakiもここではこんな盛りつけに。

オリーブオイルと塩で漬けたサバやイワシ。新鮮で身がピンピンしてました。魚好きなので、もー6個くらい一人で食べていました。



【ベーカリー】
ベーカリーはあちこちにあって、どこも美味しい。朝ご飯を食べに行ったり、コーヒー飲みにいったり。どれも外れなく美味しかったです。
このパウンドケーキみたいのも食べてみたかったけど、食べきれるサイズじゃなかったので、旅行者にはハードル高かった。
それから、すごくオマケをしてくれました。ギリシャ語で「〜〜〜ね?」と何か言われ、ポカンとしていると袋を渡され、宿で中を見ると、一個の値段で2つ入っているみたいなことがビョーキーも私もありました。「このパンもう明日は売れないからオマケであげる」みたいなことなのかなー。

【レストラン】
サンセットを見たレストランでは、魚介を色々食べました。普通のタベルナでも魚介は結構な値段するから、高くてもちゃんとしたところで本当に美味しいのを食べたかったのです。
ムール貝のガーリックソテー。東京でもLAでもなかなかお目にかかれない、身が大きくてプリンプリンの。白ワインがすすむ〜。

こちらは、ギリシャ風のリゾットみたいなもの。魚介のダシが出ていてすっごく美味しかったです。奥に写っているのは、ギリシャの郷土料理ムサカ。ナスと挽肉のグラタンのようなもの。

やっぱり魚介はここで食べて正解。と私はかなり幸せムード。一方、魚介類とは縁遠い砂漠で育ったビョーキーは食べつけないせいか、私ほどテンションあがってなかったけど。いいの。私は大満足だったから。

ギリシャの食事は何でもほんとーに美味しかったなぁ。
LAに本格的なギリシャ料理がってあるのかしら?探してみよー。

ギリシャ旅行記は次回8/8、「お土産」で最後です。

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