2014年6月20日

ギリシャ旅行記5/8・アテネ観光

ギリシャ旅行記、第5段です。
サントリーニ島への経由地として、行きと帰りに2日づつ、計4日間滞在しました。

アテネは、ここをよく知っている人に案内してもらうと、グッと距離が縮まる街だと思いました。歩いているだけで街自体が面白いというよりは、そこにいる人が面白くする街。景色は違えど、そんなところはLAに通じていると思いました。

前半の2日は、遺跡や美術館巡り。
遺跡の周りは、こぎれいなレストランや住宅があります。その街の中にゴロゴロと転がっているくらいの印象であちこちに遺跡がありました。
最初は、パルテノン神殿のあるアクロポリスの丘へ。ここは、地面にも大理石が敷き詰められていたようで、その名残りがスニーカーでもツルツルと滑る。昔の人はよくこれを登れたなー。裸足で歩いていたのかなー。
写真左下のカップル、カメラを設置して撮影していましたが、シャッターが下りる瞬間、彼女が彼の頬をペロリと舐めた。彼は嬉しそう。皆その写真スポットを待ちつつ、何の気なく彼らを見ていたので、一同ギョッ。色んな愛の表現があるわけで、それを私の物差しでは測れないわけで。

パルテノン神殿ができた頃、アテネの街から見上げると、太陽に大理石が反射してキラキラと光っていたと言われているそう。この丘には、頂上に神殿がいくつか、劇場、美術館などがあり、総合文化センター的な場所だったようです。
パルテノンに入る門を、神殿を背にして撮ると、古代の柱から現代の街が見えて、不思議。
そして、ランナーとしては見ておきたいのだとビョーキーが妙に推すので行った、第一回目の近代オリンピックが行われたThe Panathenaic Stadium 。2004年のアテネオリンピックでもマラソン競技のゴール地点として使われました。私たちも、一応、応援したりして。
4泊とも、宿泊はAirbnb。最初のアパートは、いくつかのビルが背中を向け合って中庭を囲むように建っていました。これまで住んだどこにもない雰囲気で、心惹かれました。住宅の表側には植物などを置き、洗濯物などは裏側に干すのがルールのようでした。
ギリシャ人は植物好き。そのせいか街路樹もすごく元気。ベランダから溢れるほど植物を置いている家が多かったのは印象的でした。

現代美術館にもいってみたけど、残念ながら今アテネのアートはいまいちです。ここも入ってから出るまで、私たちの他にお客さんはいませんでした。
アテネの街は想像通り、混沌としていて、デモも、警官隊もあちこちで見ました。街中にグラフィティーが溢れているのは、これを消すことよりも先にしなくてはならないことがたくさんあるのでしょう。
サントリーニで出会った、アテネ出身の学生さんに教えてもらった、Gaziという昔のガス工場の跡地には、お洒落なバーやレストランがあってよかったです(写真ない...)。それから、問屋街も。数ブロックごとに紐屋、革屋、紙屋、キッチン用品店などが集まっています。この写真をお義母さんに見せたら、「合羽橋みたい!」と、東京で一緒に行った合羽橋思い出したようです。天井まで、外まで商品がみっちり陳列されてました。
アテネは機会があれば、もう一度行きたい街でした。住宅街の雰囲気は生まれ育った東京に似ているところがあり落ち着くし、人も良い。食べ物も美味しい。まだまだ面白いものに出会える予感がしました。
ギリシャの食べ物についても、7回目で書きますね。
アテネは一回で書くのは無理があったな...。最後まで読んでくださってありがとうございました。

ギリシャ旅行記6/8へつづく。

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