2014年5月30日

Oiaの”世界一”の夕日

世界一の夕日が見られると言われているサントリーニの最北端、Oia(イアと読む)へ。
クルーズでサントリーニを訪れる人も中心地Firaと一緒に、必ず訪れる観光地です。
「どんな皮肉屋でも、『キレイ』と言ってしまう町」と言われているそう。
それだけに、他の町と比べて本当に人が多くて、土産物屋もたくさんあって、歩くのも一苦労。島には他にもキレイな町はあるし、普段だったらあまり好まない条件が揃っているのに、ここには何か特別な魅力がありました。
こういうことを言うと、ビョーキーには話を流されるけど、陽のエネルギーがある場所なんだと思います。(サントリーニ来てからの3日間で、よしもとばななの「王国」3シリーズを読了したのもこの発言に由来してそう)
日没の時間が近づくと、観光客はベストなサンセットを見るべく、あちこちにある夕日が見えるレストランや高台で場所取りを始めます。

そういうことに躍起になるのをついつい冷めた目で見てしまう私たちは、裏道を散策。夕日が見えるレストランはディナーも一人€40〜と高め。それだけの値段を払うなら美味しいもの食べたいですから、客引きとかもガツガツしてない、レストランを探しました。

日没まで時間があったこともあり、まだ席がたっぷり空いていた、眺めのいいレストランOchre Wine Bistroへ。ウェイターさんがとても感じよかったのも決め手でした。
ギリシャには、 Tavernaという食堂バルみたいなところがあちこちにあって、どこにいっても、食事はそうそう外れません。素材は新鮮で、味付けはオリーブオイル、塩、レモン、ハーブだけ。

でも、ここの食事は特別でした。新鮮な食材を使っているということはもちろんなんだけど、1つ1つ丁寧に調理されているのがよく分かって、どれを食べてもこれまでに出会ったことのない美味しさでした。

私たちは、 日没の2時間前くらいから食事をしていたので、日没の頃にはデザート。この頃には席が満席になっていました。
夕日が沈むと、あちらこちらで拍手。私たちはそれになんだか恥ずかしくなって、「拍手してるよ〜」と笑ったけど、日没をそれだけのために待つ時間を持つことで、それをより濃厚に心に焼き付けることができました。

2 件のコメント:

  1. 来て来て・・・サンタモニカの夕陽にも感激したけど、ここのロケーションはいいね~
    いい写真です

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  2. そうそう、LAの夕日も鮮やかで綺麗だよね。こちらはカリフォルニアより湿気があるから、水平線に霧がかかる夕日だったよ。Oiaは帰る前にもう一度行きたいと思ってる〜。

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