2013年7月8日

アメリカのお墓参り

キャビンの帰り道、キャビンすぐ近くにあるビョーキーのおじいちゃんとおばあちゃんのお墓へお参りに行ってきました。ここが一面お墓です。
アメリカでは日本のように家族で一つのお墓に入るのでなく、一人一人が個別に埋葬されます。日本のように墓石を建てているお墓もあれば、名前のプレートが芝生に埋め込まれているものもあります。

芝生一面がお墓なので、どなた様かの体の上を歩いていると思うと、なんとも申し訳ない気持ち。

ここは頻繁に家族がこれない立地だからか、お供えの花は造花にしている人が多かったです。かなり頑丈な造花で、地面に直接突き刺します。独立記念日だったこともあり小さな星条旗が建っているお墓もありました。
私達は二人が好きだったというキャビンの美味しいお水でお墓をお掃除。それから、おじいちゃんの集めていた石もお供えしました。

今回みんなでキャビンを掃除していた時に、おじいちゃんとおばあちゃんが結婚前にやりとりをしていたお手紙が山ほど見つかりました。手を休めてみんなでそのラブレターを読みながら、2人の若かりし頃を垣間見たのです。

お墓の前では、心の中でラブレターのこと、キャビンのこと、ビョーキーのことをおじいちゃんとおばあちゃんにお話しました。お2人には一度もお会いできなかったけど、キャビンを初め2人が大切に守ってきたものに囲まれる度に、その意志を私達が受け継いで行く大切さを感じます。

お墓を後にして、今度はビョーキーの母方の祖父母に会いに行きました。
グランマのお家にはいつも2つの旗がかかっています。1つは星条旗、もう1つ(写真奥)は季節、イベントによって変わります。
今回は独立記念日だったことがあり、季節の旗は星条旗に花火のものでした。

お昼を用意してあるよと聞いていたのでお腹を空かせて到着すると、
色とりどりのラップロール! 「 グランマ、すごい綺麗!作ったの?」と聞くと、
「そんなわけないでしょ」と笑いながら即答。前にも書きましたが、グランマはお料理が大の苦手なのです。

家族でたっぷりと過ごした4日間でした。

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2 件のコメント:

  1. ラブレターの話、素敵だね♪

    私達も、昨年、ヒギンズさんの実家で、ヒギンズさんのお母さんが、生前、お父さんにあてて書いたメモが見つけて、みんなでジーンときたよ。

    ラップロール、大好き!
    美味しいよね~♪

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    1. そうなんですー。
      血の繋がりはなくても、旦那のルーツである両親、祖父母の生きてきた道は私にとってもとても大切なものに思えます。

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