2012年10月1日

Central Library ロサンゼルス中央図書館

自宅から徒歩数分でいけるお気に入りの場所の一つ、Los Angeles Central Library(ロサンゼルス中央図書館)。ロサンゼルス公共図書館の本館でもあります。

リトル東京の分館(Little Tokyo Branch Library)にもたくさんの日本語の本、漫画、雑誌、DVDがありますが、この中央図書館も日本語の本のコーナーが充実しています。
また、電源プラグ付き、無料wifiの自習スペースもたくさんあって、とても便利。


何よりも気に入ってるのは、1926年に建てられたこの建物。
ダウンタウンロサンゼルスの古い写真を見ると、必ず写っているランドマーク的な建物。

ロサンゼルスに住んでいても知らない人が多いのがとても残念。
私が行くようになるまで、ビョーキーもその存在すら知らなかったそう。
いつも使う、5th Street 側の出入口
この建物をデザインした建築家は、エジプトやトルコの建築から影響をうけ、タワー部分をピラミッドをイメージした三角に、そしてそこを総モザイク画にしたそう。

タワーの中はドームになっていて、窓から差し込む光がタイルを照らして、モザイク画の雰囲気を変えます。
この絵は、5年かけて制作され、図書館がオープンした後の1933年にこの場所に飾られたそう。

この写真の左下の方に写っている壁に埋め込まれた木の箱は、当時使われていた蔵書検索システム。
今は、コンピューターで蔵書検索ができますが、図書館のあちこちにこの 蔵書検索カード箱(図書目録というのかな?)が今でも保存されています。

中にもひっそりとカードが入っているものもありますが、この写真のものはすべて鍵がかかっていて、図書館に寄付をした人の名前が刻まれています。
当時の様子を想像しながら、このドームを歩くだけでもワクワクします。

中央図書館には3カ所で入り口があり、Flower Streetへ出るこちらの出口は噴水広場と公園になっていて、ここが正面入り口です。
Flower Street側の出入口

正面入り口付近の植え込みは、一面白いお花でした。
季節によって、このお庭の雰囲気も変わるのだろうと思うと、それもまた楽しみです。
ロサンゼルスの観光にきた時には、ぜひ立ち寄ってほしい場所。
また、図書館が主催する館内ツアー(所要時間1時間/予約不要)も毎日行われているようです。

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