2012年9月26日

大自然へドライブ Mono Lake

Bishopを出てから1時間程ドライブをして、Mono Lake(モノレイク)に到着。

Tufa(トゥーファ)と言われる、炭酸カルシウムが隆起してできた奇岩が特徴の
アメリカ最古の湖です。

神秘的な光景にうっとりしてしまいます。

ところがこの湖、歴史を知ると同じ目では見れなくなります。

1941年頃ロサンゼルスの人口が急増、砂漠地帯を開拓して街を作ったロスには
水源がなく、このモノレイク湖から水を引くことにしました。

モノレイクは、流れ出る川のない湖。
ほんのわずかな水源は、雪解け水などが地面を伝わって入ってくる表面流水。

当初は、生活水として使える程度の塩分濃度だった水も、あまりに急激に、そして大量に、ロスの生活水として使われたため、水位が低くなり水質が変化してしまいました。その結果、水中の塩分濃度が以前よりも高くなり、ロス住民に健康被害が出るようになったのです。

これをきっかけに、1970年代後半からモノレイクを守ろうという運動が始まり、
モノレイクの水は生活水源として使われなくなりました。

1940年代には、トゥーファの頭の先が少ししか見えない程の水位があったそう。
あと何十年かすると、ここの水はすべて蒸発して、砂漠になってしまうかもしれないとも言われているそう。

100万年もかけて作られたこの湖を、人間は50年で破壊してしまうのです。

本当に大切なものが何かを、いつもよく考え、感じていたいです。

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