今度の家は、South Pasadenaの丘の上にあるアパート。
1950年代に建てられたアパートですが、綺麗にリノベーションされています。
私達が気に入っているのは、大家さんのこだわりで建設当時のものを残している部屋の細部。
ガスストーブや、
大きな窓と窓枠や、
バスルームのタイル、
最新設備だった前の家と比べると不便になったところもありますが、それも味として楽しんでいます。
備え付け収納がたくさんあるのですが、日本とは作りの違うそれをどう使ったらいいのか分からず、ひとまずあちこちに物を突っ込んでいました。お義母さんにそれぞれの収納の役割を聞くと、キッチンのここは保存庫だから缶詰とかを入れるのよとか、ここは掃除用具、ここはコートなどなど、教えてくれました。
使って行くうちに分かるだろうことだけど、ヒントをもらったので効率的に片付けることができました。

お義母さんの誕生日でもあったので、3連休の計画を色々としていたのですが、Pasadenaの暑さからかお義母さんがダウン。急遽お家でゆっくりと過ごすことになりました。
そのおかげで、初めてお義母さんの子供時代、親との関係など、これまで聞く機会のなかった話を聞くことができました。
それは、今のお義母さんとグランマとおじいちゃんの関係から想像もつかない辛い話で、驚きと涙なしでは聞けませんでした。愛を感じられなかった子ども時代を過ごしたお義母さんと、うまく子どもを愛することができなかった若い頃のグランマとおじいちゃん。5年程前にグランマとおじいちゃんが正式にお義母さんに謝罪するまでは、ずっとわだかまりがあったそう。その謝罪以来3人はとても努力をして今の関係まで修復したんだそう。
壊れてしまった気持ちや時間は元通りにはできないけど、本気でやり直したいと思ったらその気持ちは相手に伝わるんですね。
でも、子ども時代を幸せに過ごせないってことは、その人の人格に大きく影響します。親が持つ子どもへの影響力を考えると、親になったら今まで以上に客観的に自分を見る努力が必要になるのだと思います。
一人の人間を育てるなんて、そんな重大な責任を私は負えるようになるのかしら?
と不安になると、お義母さんは今度は教育者の立場からお子育てについて色々と教えてくれました。
旦那を生み育てた人の知識や哲学をシェアしてもらうなんて、なんだか虎の巻を読んでいるかのような気分です。

























