2013年3月31日

グランマ宅でイースター当日

今日はキリストの復活を祝うイベント、イースターでした。
イースターは毎年日付が変わるので、4月の初めの週末だったり、3月の終わりだったりするそうです。

グランマはお祝い事ごとの旗を持っていて、玄関に飾ります。
私達は朝起きてすぐにお庭へ出て、昨日イースターバニーが隠した卵を探しました。
子どもがいたらもっと盛り上がるだろうけど、グランマとおじいちゃんと、私達で多いに楽しみました。
私にとっては初めてのエッグハンティングでしたが、どこに隠したかをグランマがこっそりと教えてくれるので、あっという間にたくさん見つかりました。
昨日イースターバニーに扮したグランマが隠した卵は18個。
ビョーキーと私が見つけた卵は合わせて17個。
大人4人が真剣に探したのに、どうしても最後の1個が見つからないのです。
グランマも最後の1個だけは、どこに隠したかを思い出せないようだったので、庭師さんに見つけてもらおうということで、諦めました。
夕食は、イースターディナーを食べに行きました。
メインはパイナップルののった厚切り骨つきハムに甘めのソース。
サイドにはブロッコリー、人参、いんげんのソテーに、マッシュポテト(ヤム芋)。
ソテーもハムも美味しかったのですが、ハムにかかっていたソースが甘すぎたのが残念でした。
日本に昔から伝わるお祝い事料理も、お砂糖がたくさん使われているものが多いですよね。美味しいから毎年食べるというよりは、縁起物だから食べるものも結構あります。

そのことをビョーキーに話すと、「サンクスギビングのディナーや、イースターディナーは、やっぱり習慣だから食べるものだよ。とびっきり美味しいものじゃないけど、それを食べないとなんとなく物足りないって感じで、みんな食べるんじゃないかな」と言っていました。

また一つ、新しいアメリカのイベントと習慣を体験することができました。
こうして季節ごとの行事を丁寧に教えてくれる家族がいることに感謝です。

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2013年3月30日

グランマ宅でイースター前日

今日はお昼からグランマのお家にお邪魔して、初めてのイースター(復活祭)を体験しています。こういった行事の時はいつも家の中をその行事に合わせた可愛いデコレーションをするグランマ。いつもどおり、家の中あちこちにイースターの卵やウサギが飾られていました。

”卵が絡んでいる行事”としか理解していなかった私に、ビョーキーのお母さんからもグランマからも詳しくこのお祝い事の説明を書いたカードを頂きました。

私がお勉強したイースターについて簡単に解説。
イースターの起源は、世界各国で行われていた春の訪れをお祝いする行事だといわれています。そのため、イースターで使われる卵は新しい季節の訪れのシンボル、キリスト教などとこの行事が結びついてからは、生命の誕生と再生(キリストの復活)の意味するようになったそう。

アメリカでは、イースターの前日に子ども達が色づけしたゆで卵と、お菓子の入った卵型プラスチック容器を、夜の間にイースターバニーがお庭や家の中に隠します。翌朝、バスケットを持ってそれらを探しに行きます。この習慣はドイツから18世紀に伝わって来たと言われてるそう。

今日はイースターの前日なので、卵に色づけをしました。
お子さんのいらっしゃる家庭だと、もっとたくさんの卵に色づけをするそうですが私達は8個色付けしました。
卵の色づけ、模様つけキットはスーパーで売っているそう。
このタブレットをお酢や、レモン汁で溶かし、卵に色づけをします。
お水を使わないほうが、色のノリがよくなるんだそう。
ビネガーを使うと、より鮮やかな色に。
レモン汁を使うと、パステルカラーになるそうです。
何度かつけていると、色が段々濃くなってきます。一度乾かして他の色をつけたり、筆で模様をつけてもOK。
いい大人がかなり夢中になって作りました。
グランマはビョーキーたちが小さかった頃のイースターのことを目を細めながら話してくれました。
夕食の後には、バニーのアイスケーキ!
バニーの寝転ぶ草も、 アイシングでした。結構細かい〜!
でも、やはりアメリカのケーキ。1切れの4分の1を頂いて、私はこれで十分。もし、この頭が痛くなるような甘さに慣れて美味しいと思う日が来たら、結構ショックだなー。
今、イースターバニーになりきったグランマがぴょんぴょん飛び跳ねながらお庭へ出て行き、卵8個とお菓子入り卵型カプセル10個をすべて隠してきてくれました。いくつ隠したかを覚えていないと全部見つからず、翌年腐った卵が見つかるなんてこともあるそう。グランマは何度も18個見つけてね、18個よ。と言っていました。

明朝は、18個の卵ハンティングしてきます〜!

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2013年3月26日

定番フォー屋さん@Viet Noodle Bar

先週の金曜の夜は、フォーを食べたくなると思い出す、AtwaterのViet Noodle Barへ。

その前日は、私の初任給で老舗定食屋へ。
そしてこの日は、そのお礼(?)ということで、フォーを食べに連れて行ってもらいました。

そういえば、ロサンゼルスのレストランによく置いてあるSriracha Hot Chili Sauceという酸っぱ辛いソース。オンドリの絵が書いてあるので、Rooster Sauceとも呼ばれています。ロサンゼルスの人達はこれが大好きで、何にでもかけて食べます。お料理の味が分からなくなっちゃうんじゃない?ってほどかけている人もよく見ます。

私達のお友達でもこのソースの大大大ファンで、ロサンゼルスにある工場へ電話をかけて工場見学ができないか尋ねた程好きな人がいます。結局工場は公開していないとのことで敢えなく断念したのですが、今は自宅でこのソースを再現すべく日々研究してるそうです。

私はSesame Beef Noodle(牛肉の胡麻ダレのフォー)。器の半分くらいたっぷりお野菜も入っていました。タレに漬け込まれた牛肉が柔らかくて美味しい!
スープが入っていないフォーなので、汁なし担々麺のように、タレをかけてグネグネとかき混ぜながら食べます。終盤になると、タレと具とすべてがしっかりと絡んで絶妙なバランスになります。その美味しさが忘れられなくて。また食べにくる訳なんです。

ここは、ベジタリアンメニューも充実しています。
ビョーキーはいつも頼むSoy Skin Noodle(湯葉と椎茸のフォー)。
このお店のあるAtwaterのGlendale Blvd.沿いには、雑貨屋さん、古本屋さん、お洒落お裁縫教室、鳥かご屋さんなど、個性的な路面店が並んでいます。新しくできたレストランバーや雑貨屋さんもあったので、またブログで紹介しまーす。

3133 Glendale Blvd.
Los Angeles, 90039

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2013年3月24日

週末ウォーキング&ファーマーズマーケット

週末の朝ウォーキングは、Elysian parkへ。
ダウンタウンから車で10分ほどなので、私たちにとっては便利な場所なのですが、歩きに行ったのは初めて。以前から車で近くを通っていて、芝生にヤシの木がポコポコと生えてる光景が気になっていました。

芝生の広場を上がると、ダウンタウンが見えます。

この芝生の広場を囲むように、いくつかのトレイルがあります。

実はこのトレイルは、同性愛者の方達の出会いの場所と言われているそう。
彼らの間では、ここに歩きにきている人は、”出会いを求めています”というようなサインになるので、ここで声をかけ合ってお友達になったりするそう。

「今日はお天気もいいし、Elysian Parkにウォーキングにでもいってこような〜」
ってな発言が、同性愛者カップルには喧嘩の元になったりするのかな〜。

山道には色とりどりのお花が咲いていて、青い空に鮮やかなお花が映えていました。

トレイルの中腹からは、Mt.Washingtonが見えました。高低差も少ないので、軽いウォーキングにはぴったりです。
日曜日なのに、ビョーキーは午後からお仕事。私は、ダウンタウンの5th Streetでやっているファーマーズマーケットへ。写真中央のアンティチョークは、ずっと気になりながらも、まだ使ったことのないお野菜です。オリーブオイルとニンニクでシンプルに炒めるだけとかでも美味しいらしいんですけど。むくのとか、大変そうで...。そのうち挑戦します。
 
このファーマーズマーケットで好きなのは、野の花っぽいお花を売ってるお花屋さん。
自宅用に何枝か選んでブーケにしてもらい、お家に帰って早速生けました。

ところが、夕方帰宅したビョーキーの手には私への花束が。
ちょうど父とスカイプで話をしていたので、それを見た父は、「ビョーキーはいい旦那だな〜エライ!ちひろは幸せだな〜」と褒められていました。そこでビョーキーが一言「ラッキーなのは僕の方なんです。これでちひろが幸せな気持ちになると、僕も残りの週末を幸せに穏やかに過ごせますから」だって。父はますます感心してました。

さて、そんなビョーキーは、私がファーマーズマーケットでお花を買って生けていたことには全く気がついてない様子だったので、あえて言いませんでした。

今ブログに載せている写真をみて、「あれ、今日ファーマーズマーケットでお花屋さんの写真とってるじゃん!」というので、バレたかな?と思ったら、「ちひろがマーケットでお花がほしいな〜って思ってた心を僕が読んだんだね!」と。
どこまでも純粋なビョーキーさんに癒されて、今週も幸せな週末でした。

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2013年3月23日

56年続く日本定食屋さん@Boyle Heights

いつも読んでいるブロガーさんが紹介しているのを見て、気になっていた日本食屋さん、お冨さんへ行ってきました。

場所は、ロサンゼルスダウンタウンから車で東へ10分程のBoyle Heights。

ここは、ダウンタウンの繁栄と共に1800年代後半から、通勤に便利な住宅街として開発されたエリアで、ダウンタウンに並ぶ古い街です。第二次世界大戦後にダウンタウンの治安の悪化とともに廃退したものの、最近では電車の駅ができたりと、再開発されています。

さて、お冨さんに到着すると、日本語の手書き風の看板と赤提灯。
ここがロサンゼルスであることを忘れてしまいそうになりました。
中に入ると、ビョーキーがボソっと「わ、高円寺にいるみたい」と。たしかに、ビョーキーとよく行っていた東京・高円寺の定食屋にワープしたかのようでした。
平日の8時、満席でした。
店内はカウンターに5席、4人がけのボックス席が3つの小じんまりとしたお店。
入り口を入ってすぐの隅に、待ち合い用の椅子や雑誌が用意されていたので、満席になることが結構あるのかも。

それにしても、店内の隅々まで、日本。
とっても明るくて楽しいおかみさんにこのお店の歴史を尋ねると、このお店は56年続いていて、彼女は3代目だそう。
1代目の方は、20年間お店に立ち、
2代目の方は、28年間、
そして、3代目の彼女は、今お店を継いで8年目だとか。
歴代のおかみさんに血のつながりはなく、ロサンゼルス在住の日本人同士がお友達を紹介し合い、続いてきたのだそう。かなり治安が悪くなった時期もあるこのエリアで、日本人女性が代々続けてきたお店なのだと知りました。

話は逸れますが、(ロサンゼルスに住んでる方はご存知のことなのですが)ロサンゼルスの郊外に、ここ20年ほどで日本人にとって住みやすい街の集まるサウスベイというエリアがあります。そこには、日系スーパー、日系の学校、本格的な日本食、日本人が欲しいと思う物は何でもあり、アメリカにいながらも日本人が快適に暮らせるバリアが張られているようなところです。そういった地域で日本食屋さんをしている方達と、ロサンゼルスダウンタウンの端で、50年以上日本食レストランを守ってきた方達とは、全く違う想いがあると思います。お冨さんへ行った日から、ロサンゼルスの中で異なるエリアに住む日本人が持つそれぞれの想いについて考えています。

さて、お冨さんレポート。
私達は、冷や奴と、定食を注文。
ビョーキーはすき焼き定食。
すき焼き風煮込みといった感じで、すき焼きとは違いましたが、家庭で出てきそうなお野菜たっぷりのお鍋にホッとしました。写真だとお肉が少なく見えるけど、お野菜の下に結構しっかり埋もれていました。

私は焼き塩サバ定食。サバにサラダが付いてくるところはやっぱりアメリカならではだけど、お母さんの手料理のような安心する味。
気さくなおかみさんと日本語でお話していると、ここが何処なのか分からなくなります。1時間ほどしかお店にいなかったのに、とても長い間どこか遠くへ行っていたような、温かい体験をしました。また是非行って、お店の歴史、ロサンゼルスの変遷についてお話を聞きたいです。

そしてこの日は、初めて米ドルでお給料を頂いた日で、アメリカに来てから初めて、自分で稼いだお金でご飯を食べた記念日でもありました。

Otomisan Restaurant
2506 E. 1st Street,
Los Angeles, CA90033

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2013年3月22日

職人コーヒー@ダウンタウンHandsome Coffee (閉店)

ダウンタウンに住むお友達に勧められて、アートディストリクトにあるHandsome Coffeeへ。先日紹介したBread Loungeからもすぐ。

このエリアには こうして新しくオープンしたお洒落なお店が増えています。
お友達はほぼ毎朝ここでコーヒーを買っているんだとか。お店の外まで行列ができるほど並んでいました。
メニューはシンプルで、コーヒーかミルク入りエスプレッソのみ。
あとは、大、中、小カップからサイズを選びます。
Handsomeコーヒーの名前の由来は、やっぱりバリスタがみんなハンサムだから?
店員さんは、さわやかなお顔立ちで、感じが良くて、かっこいいお兄さんばかり。

そんな、ハンサムなバリスタさんが丁寧に丁寧にコーヒーを淹れてくれたコーヒーは、スターバックスのように好きなフレーバーを加えたりはできないけど、こだわりの職人コーヒーでした。

お砂糖を入れてないのに、後味がほんのり甘くて、美味しいんです。

店内は余裕のある作りで、窓際には子どもさん連れのお母さんもいらっしゃいました。
Handsome Coffee(Yelp)
582 Mateo St.,
Los Angeles, 90013

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2013年3月19日

美味しいタイ料理@Echo Park

週末に植木屋さんへ行った後、エコパークにあるIt's Thai Hometrantでランチをしました。
ここは、以前からビョーキーのロスで一番好きなタイ料理だと聞いていました。

お天気が良かったので、外のテラスに座りました。
お隣がバーガーキングなので、なんとな〜く漂ってくるハンバーガーの匂いと、その客層が気になりました。

私が注文したのは、Wokという炒め物。Wokには色々な種類があるのですが、決まっているのは味付けと何種類かの野菜。メインの素材は、お野菜、シーフード(海老、貝類)、お肉(豚、鶏、牛)、豆腐から好きなものを選びます。私は、茄子、鶏肉、タイバジルの炒め物にしました。サラダと、海老のすり身の包み上げ、玄米(白米に変更も可能)がついてきます。
それにしても、ここのお店は玄米の炊き方が上手!パサパサになりがちなお米なのに、しっとりもっちりと炊きあがっていました。

ビョーキーは、イエロー野菜カレー。
これも、カレーの具は豚肉、鶏肉、牛肉、お野菜から選ぶことができます。
ランチセットがあるかをウェイターさんに尋ねると、ランチセットは平日のみとのこと。それでもさすが微笑みの国タイ。タイ人のウェイターさんがにっこりと微笑んで、「二人が頼みたいものをセットにするようにシェフに頼むね」と言ってくれました。

Hometrantというネーミングから、”タイの食堂”という雰囲気なのかなーと思っていたら、モダンな内装と盛りつけでした。
味も良し、店員さんも親切で、新しいお気に入りの場所ができました。

131 Glendale Blvd. Ste A,
Los Angeles, CA90026

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2013年3月17日

お部屋の緑を買いに@シルバーレイクの植木屋さん

ダウンタウンに住み始めて、7ヶ月。
住んでいるロフトも、どこへでもアクセスのいい立地も気に入っています。ただ、どうしてもイーストサイドに住んでいた頃の窓から見えていた緑が恋しくなるので、「部屋で育てられる植物を置いて、気分を変えよう」と、植木を買いにシルバーレイクにある植木屋、Sunset Boulevard Nurseryへ行ってきました。

もちろんホームセンターでも植木は買えるのですが、ここは、可愛い植木鉢の種類も豊富です。初めて室内植物を買う人で、植木、蜂、受け皿などお家のインテリアに合うものを一気に揃えたい方には、おすすめ。

 室内に置く植木、食用のもの、お花、なんでも揃います。スタッフの方も知識豊富で初心者にも分かりやすく説明をしてくれました。
多肉植物の種類も豊富なので、日当りのいいバルコニーやお庭ができたら好きな物を組み合わせて寄せ植えもしたいなー。
見たこともない植物もたくさんあって、一つ一つよく見て質問していたらあっという間に時間が経ってしまいそうだったので、断念。
 植木鉢は、中型植木用のもので10ドルくらいからありました。
 植木鉢の選び方も店員さんが丁寧に教えてくれます。買う気で見たことがなかったけど、本当にたくさんの種類の植木鉢があります。植木が髪の毛になっちゃうやつとかも。
 植木を置くスタンド、植木鉢の受け皿、壁掛け植木鉢....
どんな植木鉢が欲しいかまでは考えていなかったので、豊富すぎる選択肢からようやく選びました。植木初心者の私達は、一つ買う物を決めると、あ、あれもいるね!と色々なものが欲しくなったので、お会計前に冷静になり今必要なものだけを買ってきました。
3つ買って来た植木のうち2つは、「寝ているときの空気を浄化して欲しい」というビョーキーの希望で、ベットスペースに緑を置くことに。お掃除して、模様替えをして、緑を置いて。こんな少しのことでとても気分が変わりました。
心なしか空気も浄化されているような...!

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