2012年10月31日

復活へ! ストリートカー in Downtown LA

近年、ロサンゼルス郡はダウンタウン(ロスの中心部)をもっと安全な場所にしようと、街にパトロール隊を配置したり、交通システムの整備をしています。

最近では、夜に女性が犬を散歩させている光景も当たり前になったダウンタウンですが、10年程前は男性が昼間に歩くのも怖かったと聞いています。

私が初めてロサンゼルスを訪れたのは6年前。ダウンタウンのホテルに宿泊しました。夕方ホテルへ戻る時、その道を歩いている人が誰一人いなくて、薄暗い道が不思議なほどに怖く、猛スピードで走ってホテルへ戻りました。あの恐怖感は治安の悪さが作り出す雰囲気だったように思います。


さて、そのロサンゼルスの整備計画の一つが、ダウンタウンの路面電車 ”ストリートカー” の復活なのです。11月の投票日に向けて、ダウンタウン住民への呼び掛けの声が大きくなってきました。

かつてロサンゼルスを東西南北に走っていたストリートカー。
1920年代には、ロサンゼルスは世界一のトロリーシステムを持つ都市と呼ばれたそう。
その後、時代とともに車を利用する人が増え、道路を広げることが市民の共感を得るようになり、1963年、ストリートカーは約90年の歴史に幕を下ろしました。


この動画は、当時の電車システム運営していたPacific Electric社についてのドキュメンタリーの予告編なのですが、当時のLAの公共交通事情を垣間見ることができます。


ストリートカーが復活すると、ダウンタウンをこのように走ることになるそう。
観光客向けのホテルも多いダウンタウン、これは観光客にも便利になります!
数週間前、我が家の郵便ポストにこんなものが。
投票を前に、ストリートカーに関する疑問があったら、ここにきて質問してね!
というお知らせ。


私たちも、投票をする予定です。
ダウンタウン近辺にお住まいの方はぜひストリートカー復活に一票を!
(どうやらダウンタウンの決まったエリアの人にしか投票権がないようです)
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パクチー餃子はどうかしら。

今夜もパクチー大量消費中ですっ!

ビョーキーは何と言うかしら?

今夜は、パクチー餃子です。
パクチー、白菜、小ネギ、生姜のベジタリアン餃子です。
白菜は塩揉みしてから他の材料と合わせました。

ステンレスのフライパンで初めて餃子に成功!
テフロン加工のフライパンに慣れていた私は、なかなかステンレスのフライパンを使いこなせず、よくお料理が焦げたり、くっついたりしていました。
フライパンを熱する時間を長くして、煙が出始めた時に材料を入れると焦げ付かないようです。調理器具にもそれぞれに癖がありますね。

本日のおうち定食はこうなりました。今日もお野菜のみ。

どこかにパクチーが入っているとすでに予想をしていたビョーキー。
食べる前に、「餃子の中に何が入ってるか当ててみてね」と私が言うと、
「パクチーでしょ」と即答。
まぁ、パクチーで餃子を飾ってるし。

パクチー餃子、白菜がジューシー感とボリュームを出して、パクチーがパンチを効かせて
なかなかいいコンビネーションでした。

片付けをしながら、お気に入りの野田琺瑯ケトルでお湯を沸かして、
食後のお茶をいれようとしたら、、

手が滑ってケトルの蓋がコンクリートの床に落ちました...。

いつかこんなことをしてしまうんじゃないかと思っていました。

しばらく放心...。

なかなか気持ちの整理がつけられない。

こんなときはかまわないのが一番と、ビョーキーはしばし遠くへ避難していました。(これ、大正解)

ひとまず、お茶を飲んで、そして野田琺瑯へメールしました。
琺瑯を落として割れてしまったら、かけらを接着剤でつけていいものか。
蓋の修理は受け付けているのか。
蓋は別売りしているのか。

このメールのお返事がくるだけで、少しは気持ちが楽になりそうです。

今日も一日お疲れさまでした〜。
おやすみなさい。
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2012年10月30日

「500日のサマー」のロケ地

「500日のサマー」という映画をご存知でしょうか。
あらすじは予告編で見て頂ければと思うのですが、この映画の舞台はDowntown LAでした。

早速脱線しますが、予告編と言えば、
この映画の日本版の予告はラブストーリーを予感させるものです

アメリカ版は、「これはラブストーリーではない」と言い切っています。

日本版とアメリカ版の予告を比べてみると、予感させるストーリーが違うと思うのです。

映画を字幕で見ていると、原作のストーリーとだいぶ違った字幕翻訳をされていることがあります。日本で映画を売り出す時には、大衆受けをするようなタイトルや字幕をつけた方が上手くいくのかもしれませんが、長い時間をかけて作られた映画をそうしてしまうのは、悲しいことだと思います。

よし。
話を戻すと、この映画はよくある甘いラブコメではなく、皮肉とユーモアと甘さのバランスがよくて、アンチラブコメのビョーキーも一緒に楽しめた映画だったのです。

ダウンタウンLAに住み始めて、500日のサマーのロケ地が近所にたくさんあることを知りました。

私が好きだったシーンの一つは、主人公のお気に入りのベンチのある公園。
その公園が我が家のすぐそばのようなので、行ってみることに。
いい天気!

Pershing Square ステーションの4th & Hill Streetの出口からすぐの、 丘の上。
このフェンスの後ろ側がお目当ての公園です。

Purshing Square 駅から坂道を登って丘の上の公園入り口へ。

ここが公園入り口。Angels Knollという公園です。 

なぜかWifiも無料らしい。

昼下がりの公園には、ごろごろ〜ごろごろ〜とお昼寝をしている人が。
たくさん!

公園の中にはDowntown LAを眺めるようにベンチが並んでいます。

お目当てのベンチは、、コレでした。

ベンチの後ろには、何かがあった形跡。

どうやらここに、こんなサインがついていたようなんです。
公園が公認したものじゃなかったのか、何かの理由で今は取られていました。

ベンチに座っての眺めは、こんな感じ。
DowntownLAのど真ん中にありながら、一歩公園に入るとのんびりした雰囲気です。

車がない観光の方でも簡単に行ける場所にあるので、
この映画のファンでなくても、ちょっと休憩!に良い公園です。
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2012年10月29日

おうち定食 パクチーつくね

お昼の片付けをしながら夕食の下ごしらえ。

私は気ままに夕飯の支度ができるので、余裕を持って何品目か作ることができるけど、働きながら、限られた時間で家事をする主婦の皆さんは本当にすごいと思います。

さて、最近はお出汁を一週間分とって保存するようにしています。
お料理を本格的にしている方にはとんでもない方法かもしれないけど、
母から教えてもらった便利な知恵です。
このお鍋一杯にお出汁を取って、
このボトルに一本半。一週間弱で使い切れるちょうどいい量です。
顆粒の出汁を使わなくなってから、お料理の味がやさしくなりました。

今夜は、お茄子の揚げ浸しを作るので、ショウガをすりすり。
この可愛いおろし器は、渡米前に素敵お姉さんHさんからプレゼントして頂いたもの。(東京・西荻窪のキッチン雑貨屋さん、364 日々の食と道具のお店のものだそう。)

とってもおろしやすい上に、おろし器についたしょうがもお水でするりと落ちます。
こうして頂き物を使っていると、色々な思い出がよみがえって、とても暖かい気持ちになります。Hさん素敵なプレゼントをありがとうございました。


今夜のおうち定食は、こうなりました。
今日もお野菜のみのお食事です。
茄子の揚げ浸し
パクチーと豆腐と椎茸のつくね
今日使ったパクチーは、ファーマーズマーケットで大きな一束1ドルでした。
パクチーつくねとパクチーソース(塩、砂糖、にんにく、レモン、油)にして大量消費できました。

パクチーについて調べてみると、パクチーにはすごい力があるようです。
体臭軽減作用
抗酸化作用
肝機能回復作用
体にたまっている重金属(水銀・鉛など水道水、科学肥料、排気ガスから体に入ってきてしまうもの)の排泄を助ける作用 

重金属が体に溜まっていると、疲れがとれにくかったり、アレルギーがでたりするそう。デトックス効果もあるパクチー、お疲れの時にたくさん食べてみるといいかも。

ビョーキーが、美味しかったですと日本語で言い、深々と頭をさげてくれました。
ごちそうさまでした〜!

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おうちで押し寿司ランチ

先週末は外食が続いたので、今日はお昼も夜もお家で食べます。

お昼は、押し寿司を作りました。
実はこの押し寿司の木型、木工職人の父が作ったもの。

檜の香りがとっても良くて、何度も嗅いでは日本の温泉を思い出しています。

さて、実家の押し寿司の上には、
黄色、緑、ピンクのものを彩りに載せることになっています。

実家の彩りトッピングは、
黄 色:卵の黄身を漉したもの
 緑 :山椒の葉
ピンク:桜でんぶ

今日はお家にあるもので、代用。
黄 色:卵の黄身
 緑 :ネギ
ピンク:がないので、赤い枸杞の実

酢飯の中に挟むのは、お魚の佃煮。
お魚を煮詰めて作るのが本当ですが、サバの缶詰でもOKだそう。
今日は鮎の佃煮があったので、それをほぐして入れました。

途中経過を記録するつもりが、
酢飯まみれで、シャッターが押せず、お寿司ができあがってしまいました...。

できあがり。

付け合わせは、我が家の作り置き率NO.1のカボチャの塩麹煮と、インゲンの佃煮。
この2つのお惣菜は、「何度食べても飽きないおかず」とビョーキーのお墨付きなので、常備菜になっています。

美味しくいただきました。
今度は実家のトッピングを揃えてから作ろうかな。

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マクロビレストラン、Shojin (downtown LA)

今朝の一大事、腐ったカボチャも片付いて、ハロウィンディスプレーを再建。
ハロウィンが近づき、先週くらいから道ですれ違う人の格好が奇抜になってきた気がします。

少し前の週末にランチをしに行った、
リトル東京にあるマクロビレストランShojinを紹介します。
こちらのランチは土日のみ。

お昼だけど、店内は妙にムーディー。。
ランチメニューはなく、グランドメニューからいくつか注文しました。

季節のおすすめからカボチャを使った前菜。

玄米おこげの上にペースト上カボチャ、レーズンとキュウリのトッピング。
おこげのサクッとした歯触りと、カボチャ、レーズン、キュウリの食感が
すごくいいバランスで、想像以上の美味しさでした。

こちらは、ベビーほうれん草、ビートとキノワのサラダ
日本でもスーパーで見かけるようになったキノア。
栄養価が高いので、こちらではお米の代わりに食べる人が増えています。

こちらはロッキーマウンテンという名前のアボカドときゅうりの巻き寿司。
巻き寿司の上には椎茸の天ぷらと、わさび風味のソース。
これもそれぞれの食感とバランスがとってもよくて大満足。

マクロビのお料理というと、パサパサしていたり、味つけが薄かったりと
美味しい!と心から思えたことがなかったけど、ここのお料理はとても美味しかったです。

美味しいマクロビ料理を探している人は、ぜひ一度Shojinへ。
店内の雰囲気は不思議だけど、味はとても美味しいです。

Shojin
333 S Alameda St, Los Angeles, CA90013
*Little Tokyo Galleria Marketの3階

お友達の勧めで、ロス情報のブログランキングを始めてたら
早速トップ40に入っていました
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これが本当のオバケかぼちゃ

今朝起きると、4日前に作ったカボチャちょうちんの様子がおかしい。

水....?


近づいて見てみると、、
腐っている....!ひぇ〜....

彫った目と口から見える黒いスチールウールのようなカビ。
そしてカボチャの下にもカビが。

ヘタの部分を持って開けてみると、
中はカビのベットになっていました。
作ってたった四日で....!
ハロウィンを目前に控えてるのに....!

カボチャちょうちんとはサヨナラをすることになりました。

 悪魔のように微笑むカボチャさん...

どういうわけだか、このカボチャは腐らないと決めつけていた私。
お野菜ですもんね。腐ります。
外に置いておくともう少しは長持ちするのかな?

初めてのPumpkin Curvingは、ほろ苦い思い出になりました。